WTTが開催する“WTTチャンピオン”はWTTが開催する大会で、「グランドスマッシュ」「カップファイナル」に次ぐ3番目に位置する大きな国際大会です。
今回はそんなWTTチャンピオンの大会概要について、詳しくまとめたいと思います。

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WTTチャンピオンとは
WTTチャンピオンとは、WTT (World Table Tennis)が開催する卓球の国際大会。
WTTシリーズと呼ばれるものの中では2番目にする、大きな大会です。

大会概要
種目はシングルスのみで、年間の開催は最大で6大会までとなっています。
最大の見どころは卓球台を1テーブルのみで行う点にあります。
全観客がひとつの試合に注目するという、緊迫した雰囲気でゆったりと大会が進んでいきます。
| – | WTTチャンピオン | 
|---|---|
| 年間開催数 | 最大6大会まで | 
| 大会日数 | 本戦6日間、予選なし | 
| 種目 | 男女シングルスのみ | 
| 使用テーブル | 1テーブル | 
| 賞金総額 | 40〜60万USドル(約5600〜8400万円) | 
世界ランキングポイント
WTTチャンピオンズで得られるWRポイントは以下のとおりです。
| 種目 | 🏆優勝 | 🥈準優勝 | Best4 | Best8 | Best16 | Best32 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| シングルス | 1000 | 700 | 350 | 175 | 90 | 15 | 
オリンピック・世界選手権・グランドスマッシュの優勝者には2000ポイントが与えられ、WTTファイナルズは1500ポイント。
なので世界ランキングポイントで考えると、WTTチャンピオンズは3番目の規模の大会になります。
賞金について
賞金総額は40万〜60万USドル。日本円にすると約5,600万円〜8,400万円相当です。
過去大会の賞金総額は以下のとおりです。
| 大会 | 賞金総額(米ドル) | シングルス優勝賞金 | 
|---|---|---|
| チャンピオンズマカオ2022 | 800,000ドル | 25,000ドル | 
| チャンピオンズフランクフルト2024 | 500,000ドル | 30,000ドル | 
| チャンピオンズ仁川2024 | 300,000ドル | 不明 | 
日本円に換算してみました。↓
| 大会 | 賞金総額(日本円) | シングルス優勝賞金 | 
|---|---|---|
| チャンピオンズマカオ2022 | 約1億1000万円 | 約380万円 | 
| チャンピオンズフランクフルト2024 | 約7500万円 | 約450万円 | 
| チャンピオンズ仁川2024 | 約4500万円 | 不明 | 
※賞金の日本円換算は2024年3月時点で計算しています。
試合形式
試合形式は32名によるトーナメント形式。
R32、R16は5ゲームマッチ、準々決勝・準決勝・決勝は7ゲームマッチで行われます。
出場資格
WTTチャンピオンズの出場枠は、男女各32枠です。
出場資格は世界ランキングの上位選手から自動的に与えられます。
エントリー時点での世界ランキングに沿って出場選手が選出されます。
| 種目 | 参加人数 | 内訳 | 
|---|---|---|
| シングルス | 32名 | WR上位:30名 ワイルドカード:1名 WTT推薦:1名 | 
- WR:世界ランキングの略です。エントリー締め切り時点で判断されます。
- ワイルドカード枠:開催国が出場選手を選出できる枠です。世界ランキングに関わらずに選出できます。
- WTT推薦:主催者であるWTTが出場選手を選出できる枠です。世界ランキングに関わらずに選出できます。
出場制限(NER)
WTTチャンピオンズでは、特定の国の選手が多く出場して偏ることのないように、各協会から出場できる人数に上限が設けられています。
| 種目 | 上限人数 | 備考 | 
|---|---|---|
| シングルス | 各協会4名まで | ・ワイルドカード、WTT推薦の選手は上限に含まない ・開催国は4名+ワイルドカード1名の最大5名が出場可能 | 
過去大会結果
過去大会の結果・歴代優勝者は別記事にまとめてあります。

 
  
  
  
  


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